TDSコラム

健康的に痩せるための情報配信コラムです。

ダイエットに関するさまざまな話題を科学的なアプローチでご説明しています。

正しい知識でキレイにダイエットしましょう!

≫コラムTOPへ

月別アーカイブ

2016年01月11日

ダイエットや体脂肪の燃焼に効果があるとされている有酸素運動。

陸上で行う運動だけが全てではありません。水泳も有酸素運動の1つです。

ウォーキングについては今までもご紹介してきましたが、今回は水泳についてご紹介しましょう。

 

水泳はプールも水着も必要で、ウォーキングに比べると今すぐに始められるものではないですし、その気軽さも異なります。

しかし、水泳は腰や膝への負担も少ないため、高齢者や肥満の方・すでに腰や膝に疾患を持っている方でもできる有酸素運動です。

また、全身を使う運動のため消費カロリーが大きいというのが特徴です。

 

 

【水の中を歩くだけでもいいの?】

今まで水泳は学校の体育でやった程度、というような人にとっては、長時間泳ぐのは難しいかもしれません。

では、水の中を歩くだけでもいいのでしょうか?

答えはもちろん「水の中を歩くだけでもダイエット効果はあります」

 

そこで、水中ウォーキングについて説明します。

 

水中では浮力があります。

ですから、水中でのウォーキングの方が腰や膝への負担が少なくてすむとも言われています。

 

陸上でのウォーキングは1時間で約160~200kcalほどですが、水中ウォーキングの消費カロリーは約300kcalです。

水中と陸上のウォーキングを比べると、その差は約1.5~2倍ほどになり、水中ウォーキングの方が消費カロリーが高いことがお分かりいただけるかと思います。

水中ウォーキングに関わらず、「やらなければ」と思うと気分的にしんどくなってしまう場合があります。

義務的になってしまうと長続きしなくなってしまいますから、「楽しく1時間水の中で歩く」というような気楽な気持ちで挑むことが大事でしょう。

 

もちろん休息を取りながらでもいいでしょう。

飽きてきたらちょっと泳いだり顔を水につけたりしながらでもかまいません。

トータルで1時間ほど水中を歩けるとよいでしょう。

 

 

【どのくらい泳げばいいの?】

それでは泳いだ場合はどのくらいの消費カロリーがあるのでしょうか。

実はクロールは消費カロリーがかなり高く、他の泳ぎ方だけでなく他のスポーツと比べても、ずば抜けて消費カロリーが高いのです。

 

泳ぎ方別に見ていきましょう。また、注意点も併せてご紹介します。

 

インターネット上には泳ぎ方やそのペースによって消費カロリーを自動算出してくれるようなサイトがありますので活用しましょう。

また、スマートフォンのアプリにも同じように消費カロリーを計算してくれるアプリがあります。活用してはいかがでしょうか。

 

○クロールで泳ぐ

クロールで泳いだ場合、1時間で約1200kcalの消費カロリーです。

成人に必要な1日の摂取カロリーは1800~2200kcal。

この数字を見ると驚きますよね?

そうです、1日の必要な総カロリーより2時間のクロールの消費カロリーの方が大きい計算になります。

 

じゃあ、クロールを2時間すれば激ヤセできるのでは!? と期待された方もいるかもしれませんが、残念ながらそんなに簡単にはカロリーは消費できません。

 

水泳経験者ならお分かりかと思いますが、クロールは息継ぎも難しく、全身を使います。

水泳のトレーニングを日常的に行っているような人ならともかく、水泳に慣れていない人では25m泳いで息切れするのが普通ではないでしょうか。

 

○平泳ぎで泳ぐ

クロールに比べると平泳ぎはスピーディではありません。

ですから、消費カロリーはクロールと比べると低めです。

 

しかし、平泳ぎも他のスポーツに比べると消費カロリーは高く、1時間で約620kcalも消費するとされています。

クロールに比べるとすぐに息切れをしたり、疲れてしまったりもしませんから、自分のペースで平泳ぎをするのもよいでしょう。

それでも50mほど泳いだときに、息が切れているのを感じると思います。

平泳ぎの消費カロリーの高さは見た目ではわからないものです。

 

 

【水泳していても太る?】

水泳後に空腹感を覚えたり、水泳していたけど痩せなかった、という方もいるでしょう。

水中でウォーキングするだけでも陸上のスポーツより消費カロリーが高いのに、なぜか逆に太ってしまった、という方も…。

 

水泳は他のスポーツに比べてずば抜けて消費カロリーが高い、ということは先ほどお話ししました。

それだけ水泳でエネルギーを使ったわけですから、水泳を終えた後にお腹が空くのは当然と言えます。

 

また、体温に関係しているという説もあります。

水のプールの場合、水泳後は体温が下がります。

体温が下がると内臓が活発化します。

すると、空腹感を覚えるわけです。

 

また、冬が太りやすいと言われるように、冷えにより体が皮下脂肪を貯めようとします。

その結果、脂肪がつきやすいという説があります。

温水プールを利用すると水泳後の体の冷えは比較的改善されるでしょう。

水泳後に体を温めるため、入浴するのも方法です(プール併設のジムなどではサウナや入浴施設があるところもあります)。

 

また、消費カロリーの割には痩せないという方もいますが、これは、泳法のフォームが悪かったり、適切なプログラムで泳げていなかったり、泳いでいたとしても大したスピードでなかったりしているのが原因です。

アスリートのようなトレーニングをするのと、適当に泳いでいるのとでは消費カロリーは当然差が出ます。

 

また、泳ぐスピードにも消費カロリーは関係してきます。

水泳の大会であればクロール25mを11~12秒ほどで選手は泳ぎます。

一般の「泳げる人」で25mが20~25秒ほどではないでしょうか。

ウォーキングもダラダラぶらぶら歩くのと、大股で早歩きをするのでは消費カロリーは変わってきます。

水泳でもそれは同じことが言えるのです。

 

短期間で成果を求めるのではなく、継続することを目的としましょう。

ダイエットは長い目で結果を見ることが大切です。

クロールと平泳ぎを混ぜたり、水中ウォーキングをしたあとにクロールや平泳ぎを軽く行うなどの、強弱をつけた方法でも消費カロリーは充分に稼げますから、自分が継続しやすいような工夫をすることが大事です。

 

 

【ウォーキングと比べるとどうなの?】

水泳とその他のスポーツを比べるとどうなのでしょうか。

消費カロリー、体への負担、準備物の違いなどを見ていきましょう。

 

○消費カロリーの違い

水泳とウォーキング、そして他のスポーツの消費カロリーを比べてみましょう。

全ての運動を1時間行った時の男性の消費カロリーで見てみると、以下のような結果になります。

  • クロール…1200kcal
  • 平泳ぎ…620kcal
  • ジョギング…610kcal
  • サッカー…510kcal
  • 階段登り…480kcal
  • スキー…470kcal
  • テニス…470kcal
  • 踏み台昇降…380kcal
  • ウォーキング…210kcal

ウォーキングと比べて6倍もの消費カロリーがあるのがクロールです。

こうしてみると運動の中でもずば抜けて消費カロリーが高いのが水泳であることがわかるかと思います。

 

○体への負担や準備物の違い

有酸素運動には様々なものがありますが、中でもジョギングは消費カロリーが高いこともあり、ダイエット時には選ばれやすい運動です。

 

しかし、ジョギングは普段運動をしていない人にとっては最も故障が出やすいとも言われています。

特に腰や膝に支障が出やすく、怪我をしてしまったり痛みを感じるようになってしまうことがあります。

これでは、ダイエットどころではありません。

 

一方、水中では浮力があるため、腰や膝に負担かかりにくく、すでに腰や膝に疾患のある方にも向いているスポーツとされています。

 

しかし、ジョギングやウォーキングに比べ、まず近くに施設(プール)があることが絶対です。

おまけに、季節関係なく使用することを考えると温水プールでなくてはなりません。

また、水着や水泳帽など着衣の用意も必要ですし、プールに行く手間や着替える手間もありますし、女性なら化粧を落としたりもしなければなりません。

ウォーキングのように帰りに少しやってみる、一駅だけ歩いてみる、というような気軽さがないのがデメリットです。

 

運動でダイエット効果を出すための基本は「継続」です。

水泳だけを毎日やるとなると面倒臭くなってしまい、足が遠のいてしまうと意味がありません。

日常的には気軽にできるウォーキングを行い、週末は水泳も行う、などの工夫をしてもよいですね。

 

 

【まとめ】

有酸素運動の中でも消費カロリーが高い「水泳」。

クロールとなると1時間に1000kcalを超える消費カロリーとなります。

また、水中ウォーキングでさえ陸上で行う運動よりも消費カロリーは高くなります。

 

一方で、ウォーキングに比べると手軽に始めにくいというデメリットもあります。

日常的にウォーキングを行い、息抜きも含めて水中ウォーキングや水泳を時々行うというような工夫も必要でしょう。

 

水の中なので汗をかいている実感も少ないかと思いますが、水泳は全身を使うハードな運動です。

水分補給を忘れないよう、無理のない範囲で行うようにしましょう。

 

 

ダイエットや体脂肪の燃焼に効果があるとされている有酸素運動。陸上で行う運動だけが全てではありません。水泳も有酸素運動の1つです。ウォーキングについては今までもご紹介してきましたが、今回は水泳についてご紹介しましょう。

続きを読む

ページの先頭へ