TDSコラム

健康的に痩せるための情報配信コラムです。

ダイエットに関するさまざまな話題を科学的なアプローチでご説明しています。

正しい知識でキレイにダイエットしましょう!

≫コラムTOPへ

ダイエット知っ得知識「NEAT(非運動性熱産生)の高め方」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2015年05月11日

『前回のおさらい』

前回前々回のダイエット知っ得知識では、一般的な人が生活の中で消費する4つのエネルギーについてお話しさせていただきました。おさらいしていきます。

1つ目のエネルギーは『基礎代謝』です。生きていくために最低限必要なエネルギーで、心臓を動かしたり、体温を維持したり、呼吸したりするときにもつかっています。これには1日のうち約60%も使っています。

2つ目に「食餌誘発性熱産生」です。これは、食事をしたあとに食べ物を消化、吸収、輸送、分解、燃焼、貯蔵といったエネルギー消費です。1日のうち10%のエネルギー消費があります。

3つ目が「運動」で、1日のうち0〜10%の消費です。運動しない人は0%なので、伸びしろがありますね。

4つ目に「日常生活での運動量(通称:NEAT)」の消費が20~30%です。今回は特にこのNEATについて、お話しします。

 

『NEAT(非運動性熱産生)』

みなさんは運動は好きですか?

好きな人も苦手な人も、運動って続けるのが大変ですよね。
特に積極的な運動(ウォーキングや水泳、スポーツなど)は、時間があってもなかなかできるものではありません。

そこで、今注目されているのが「日常生活での運動量」=『NEAT(非運動性熱産生)』です。ニートと読みます。
『NEAT』は身体を鍛えるための「運動」とは違い、「生活活動での中の運動量」をあらわします。
たとえば、家事や通勤、通学などです。この必要不可欠な移動を使って、NEATを高めることができます。

実は、日常の機械化、自動化により『NEAT』は一日100キロカロリーも減ってきているといわれています。
たった100キロカロリーかと思うかも知れませんが2ヶ月では1キロ、1年では5キログラムの体重増加につながります。

ある実験では、肥満者と非肥満者の『NEAT』の差は一日おおよそ、350キロカロリー(イチゴショートケーキ約ひとつ分)一週間にすれば2450キロカロリーもの差あると発表されています。

さらにこの研究で、肥満になっている人は肥満になっていない人よりも、座っている時間が長く、立っている時間が短いということが分かりました。

 

『NEATを高めるダイエット法』

TDS(テイコクダイエットスクール)の強みは、ジムなどに通わないダイエットスクールということです。
かしこくやせるためにいろんな工夫をします。その上で、NEATを高めるダイエット法も、覚えてもらえるとより早く成果に結びつきます。

NEATを高めるダイエット法は、とても簡単です。
「できるだけ立つ・できるだけ歩く・できるだけ座っている時間を短くする」ということです。

あまり知られていないことかもしれませんが、実は、『立つ』ということは、座っている時よりも20%もエネルギーの消費が多く、さらに『歩く』と300%もエネルギー消費がアップすると言われています。

 

『具体的なNEATダイエット実践法』

「そうは言われても、普段から立っていますし、歩いています。」
という方もおられると思います。
でも、工夫ひとつで、どんどんNEATを高めることができます。たとえば・・・

・新聞、郵便物などを自分で取りにいく
・大きなそうじを一日でするのではなく、小さなそうじを毎日する
・電気器具のスイッチ操作にリモコンは使わない
・駅や歩道橋など、積極的に階段を使う
・ランチは少し歩いて遠くの店に行く
・ペットと散歩する

 『NEAT』は生活をする上で、意識さえすれば、いくらでも増やせます。なぜならば、1日の中で起きている時間は全て『NEAT』の対象時間なのです。
 日常の何気ない動作を意識するだけで消費カロリーは大きく改善されるのです。

ちなみにこんなことでも『NEAT』は増えます。

・背筋を伸ばす
・立っている時間を増やす
・よく噛む(よく噛むことによって安静時より、エネルギー消費が20%もアップし、しかも満腹感も得られます)

要するにせわしなく動くことです。それを「ちょこまか運動」と言います。

また、『NEAT』を高めることは、ダイエットだけではなく、高血圧、糖尿病、骨粗しょう症、がんなどにかかる危険性も低くなると言われています。
さらに言えば 『NEAT』を高めたり、身体を動かすことは、こころの健康を安定させたり、生活の質を良くする効果があり、毎日続けることによって、高齢になったときの寝たきりの可能性を減少させます。

テイコクダイエットスクールでは、こういった日常を見直すことで、できるだけ楽に痩せることを目指しているので、忙しい人にも人気です。

一緒に「基礎代謝」「食餌誘発性熱産生」「運動量」そして 『NEAT』を高め、いい汗を流しココロもカラダも、今よりもっとイキイキさせていきましょう。

 

このコラムは
EBH推進協議会理事長 森谷敏夫著
「ダイエットを科学する ~身体で食べず、頭で食べよう~」
の内容を参考にしています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ページの先頭へ