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2015年04月21日

 

「メタボの正しい知識」

 近年、よく耳にする「メタボ」という言葉、つまり「メタボリックシンドローム」をみなさんは一体どのようなものかご存知ですか?

「メタボリックシンドローム」とは直訳すると「代謝異常症候群」のことで、「メタボリック」=「代謝」、「シンドローム」=「症候群」を意味します。
男性ですと、おへその高さの範囲が85センチ以上、女性では90センチ以上でセルフチェックが可能です。

更に、この基準に加え、高脂血症、高血糖、高血圧のうち二つに該当すれば「メタボリックシンドローム」と言えます。

メタボだからという理由で、お医者さんからダイエットを薦められますが、野菜中心の食生活、適度な運動、規則正しい生活など、そう簡単に続けられるものではありません。

「炭水化物をぬく=水分が抜けているだけ」

ちまたでは簡単なダイエットとして、炭水化物を抜く、「炭水化物ダイエット」や、それだけを食べる、「リンゴダイエット」などがあります。
たとえそれで体重が減ったとしても、単純に一時的に水分が落ちただけで、実は「脂肪は落ちていません」。

しかも炭水化物は、体を活動させるのにとても重要な栄養素なので、それを抜くことは危険なのです。
第一、そういう類いのダイエットは、身体だけの負担だけではなく、リバウンド率も高くなり、心や精神、神経にもよくないことが証明さえています。

「メタボは、疾患予備軍」

年齢を重ねてげっそりしているより、ふっくらしている方がいいんじゃない?と思われる方もいらっしゃるかも知れません。

ですが「メタボリックシンドローム」になってしまってからでは遅いのです。
実はとても恐ろしい「疾患予備軍」とも言えるのです。

基本的に人間の細胞の数は減りません。「メタボリックシンドローム」の細胞は一個一個に脂肪が溜まった状態です。
しかし、この細胞が一定サイズを越えると、細胞が炎症を起こします。

炎症を起こすような脂肪の溜まった細胞から高血圧を引き起こす物質、普段は身体の各機能を正常にコントロールする生理活性物質(アディポサイトカイン)が悪玉となり出てきてしまいます。

この悪玉の生理活性物質は、血糖のコントロールを悪くし「糖尿病」を引き起こします。

細胞が炎症を起こす頃には、血管も炎症を起こし、動脈硬化、脂質性異常(血中脂質、コレステロール、中性脂肪が高い状態、代表的なものはトリセグリド)を起こし動脈硬化が進めば血栓を形成する遺伝子が細胞から出て、血栓が出来ます。

血栓が出来、脳の血管が詰まると脳梗塞になり、心臓の冠動脈が詰まると心筋梗塞と言う重い病気になります。

「メタボ → 糖尿病 → アルツハイマー」

驚くべき事実として「糖尿病」を発症した人には、アルツハイマーを発症する確率が最も高いといデータがあります。

九州大学久山町研究では、1961年から50年に渡り、800人もの糖尿病患者の追跡調査を行いました。
治療を受けていた方で、内臓脂肪が多かった方のアルツハイマーの発症率は追跡当初はゼロだったのが、なんとその後、15年間でアルツハイマーを発症し、4.6倍もの方が亡くなっていました。
しかも、ガンでは、一般の人に比べ、3倍も多い方が亡くなっています。ガンは今や、日本人の死因1位として日本人の二人に一人が患う病です。

また、アルツハイマーは認知症のひとつとして、高齢化が進む中、大きな問題となっています。
アルツハイマーは、遺伝なども関係しますが、どのようにはじまるかは分かっておらず、脳の障がいは約10年前からはじまっていると言われています。

人によっては治療により、症状の悪化を抑えることは出来ますが、現在のところ、この深刻な疾患に対する治療法はありません。
つまり、「メタボにならない」という予防しかないのです。

「メタボリックシンドローム」が引き起こす様々な疾患。これらは、ダイエットを実践する生活習慣で予防が出来ます。
テイコクダイエットスクールで、怖い事態が来てしまう前に、心も身体も軽くなるダイエットを行いましょう。


このコラムは
EBH推進協議会理事長 森谷敏夫著
「ダイエットを科学する ~身体で食べず、頭で食べよう~」
の内容を参考にしています。

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